やすみのブログ

オタク雑文

玄関にナメクジ

がいた

 

昨日は久々につけたクーラーがよくなかったのか身体がかなりだるく昼に起きてから21時を回るまで一歩も外へ出ていなかったのだが、流石に腹が空いてきて、戸棚をのぞいてもコンビーフしかなかったので意を決してコンビニへゆかんと玄関を開け一歩踏み出したとき

 

目の前にナメクジがいた

 

なるほど、夕方まで降っていた雨が止み「ムワッ」という表現がふさわしい大気のコンディション、時刻は21時、彼らのフィーバータイムだ

 

僕はそっと玄関を閉じ、ソファに座ってスマホを開き新着動画にあった輝夜月ちゃんの絵描き歌の動画を再生した

今回の動画はここ最近のなかではパンチに欠ける内容だったが最後の挨拶がすこぶる可愛かった

 

結局コンビニには行かず住んでいるアパートの交差点挟んで対角にあるガストに初めてデリバリーを頼んだ、ほどなくして徒歩で持って来てくれた

ガストのデリバリーが商品受け渡し時に跪くことを知らなかったので驚いてしまった

 

 

お察しかと思うが僕はナメクジが苦手だ

この世の中で最も苦手な生物だ、肌に接触することがあればおそらく気絶する、本当にそれくらい苦手なのだ

しかしなぜ苦手なのか自分でも何故かわからない、別に苦いエピソードがあるわけではなく本能的に苦手なのだ

その見た目や農作物を荒らす食性から彼らに対して嫌悪感を抱く人たちはたしかに少なくは無いだろうが僕の苦手意識はその比ではない、前世の死因にナメクジが絡んでいるのは間違いないだろう、いまの僕ならナメクジが絡めばそれだけで死ぬが

 

だが恐るべきナメクジのお陰でガストデリバリーデビューできたし、意外とリーズナブルで外に出たくない時の出前の選択肢が増えたことには感謝だ

僕は彼らを見ると気力を奪われるし、彼らは知らず知らずに僕の行く手を阻めば水分を奪って余りある塩の山にうもれ生涯を閉じることになる

お互いになるべく関わらない人生を歩みたいものだ